こんにちは、もちおです！
2025年のメジャーリーグのシーズンも終了し、来週にはシーズンMVPが発表される予定です。
今回の記事は、2025シーズンのMVP候補にもなっている、フィリーズのカイル・シュワーバー選手について解説していこうと思います。
2025年のメジャーリーグMVPに関する記事はこちら↓
シュワーバーのプロフィール（年齢、守備位置、打者タイプ）
年齢は 1993年3月5日生まれで、現時点で32歳を迎えています。
所属はナショナルリーグ東地区のフィラデルフィア・フィリーズで、2022年から加入しています。
ポジションは主にレフトとDHですが、2025年シーズンはほぼほぼDHで出場しています。
打者タイプとしては、典型的な 左の長距離砲で、極端なコンタクトではなく「打球速度×角度」で本塁打を量産する今風のホームランバッタータイプです。
四球も多くて選球眼が良く、出塁率で貢献する“選球眼型スラッガー”と言いましょうか。
シュワーバーは、打率が見栄えしない試合でも、四球と長打で「得点期待値」を押し上げる選手で、いわば、現代野球においても非常に評価の高い選手といえるわけです。
年俸は？契約はいつまで？
シュワーバーは、 2022年にフィリーズと4年契約を締結（総額約7,900万ドルと広く報じられてきました）しています。現在のレートで日本円でいうと、4年119億円ですか。大谷の契約とかと比較すると、安く感じてしまいますね。感覚がマヒしてしまいます。
ということで、年俸はおおよそ約1,975万ドル（29.6億円）です。
シュワーバーは“打点や本塁打”という分かりやすい指標に加えて、出塁率と長打率から導かれるOPSで高い費用対効果を示す選手といわれておりますので、打率に引っ張られた印象評価より、出塁×長打の価値を正しく評価するのがポイントですね。
シュワーバーの2025年シーズン成績
2025年のレギュラーシーズンにおけるシュワーバーの成績は以下の通りです。
- 試合数：162試合
- 打率：.240
- 本塁打：56本
- 打点：132打点
- 盗塁：10
- 出塁率：.365
- OPS：.928
- WAR：4.9
シュワーバーは、2025シーズンで本塁打王と打点王の二冠王に輝いています。
打率は低いものの、出塁率は高いため、やはりさすがといった感じの選球眼で、OPSも文句なしの.900超えです。
WARは4.79と、MVPを取るにはもう少し高い値が欲しいといったところでしょうか。
でも、チームの中心選手としては十分な値だと思います。
彼がMVP候補である理由
まずは、フィリーズの打線の中で効果的に噛み合い、チームの勝利への寄与がWAR以上に体感として伝わる選手です。
また、本塁打王と打点王の二冠王を取っていることからもわかるとおりチャンスに強く、チームの主砲として文句なしの活躍です。
ただし、ポストシーズンでドジャースに敗れたのがMVPへの道としてどう作用するかですね。
今後の展望
シュワーバーは、2025年シーズンでは二冠王となり、あとはMVPがとれれば完璧ですが、ライバルを見るとそう簡単にもいかないのが現状です。
また、昨シーズンでもワールドシリーズ制覇するのはフィリーズではないかという前評判はあったものの、たどりつけていません。
シュワーバーの衰えが出てくる前にチャンピォンになっておきたいですね！
読んでくれてありがとう！またね！
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